どうも、sayranです。
サドルを交換してサドル高や前後の調整をする羽目になってしまいました。
ロードバイクの場合、数ミリでもダイレクトに変化の影響が出るんですよね。
正直面倒ですが、せっかくなので計算式や大まかな決め方を記事にしてみたいと思います。
- サドル高の決め方がわからない
- なんとなくペダリングに違和感がある
- 自分に最適なポジションを詰めていきたい
こういう方は是非記事をご確認ください。
それではどうぞ。
サドル高さの測り方。最終的にはフィーリングです
計算式や係数はありますが、大まかな基準を出す時には有効です。
大まかな基準を出したあとは、ひたすらトライ&エラーの調整になります。最後はフィーリングですね。自分が一番いいと思える位置を割り出していきましょう。
サドル高を割り出す計算式
では、早速昔から使われてきた計算式と係数です。
「股下寸法×0.86~0.88」=「クランク中心からサドル座面までの寸法」
これです。しかし、この計算式は外国人基準らしいのであまり信ぴょう性がないかもしれません。
大まかな基準を出すにはいい方法だと思いますので、何も分からない状態の時はここから始めてもいいと思います。
かかとをペダルに乗せて足を延ばしきる
次の方法がこれです。
かかとをペダルに乗せて足を延ばしきる
係数の計算式よりもこちらのほうがいいですね。ローラー台のようなものがないと危ないので気をつけましょう。
自分で撮影できなかったのでASAHIさんのブログから引用しました。
ロードバイクではありませんが、こんな感じです。これで大まかな基準を出すことができます。
サドル高は少し低めが基準
サドルの高さは、本人の好みです。足が伸び切ったほうがいいという人もいます。
高いと高速回転のペダリングがしやすいという方もいます。低めのほうが出力が出やすいという方もいます。
ちなみに、新城さんの画像です。
少しわかりにくいですが、下死点の時点で足が少し曲がっているくらいですね。
では、どの程度の角度で曲がっていたほうがいいのか?というとこれも人それぞれです。
先ほど出した大まかなサドル高を基準にペダリングしやすく、力が入りやすい高さを探していくという、面倒な作業が必要になります。
新城さんに体形が似ている方は参考にしてみるのもいいかもしれません。
日本で身近な自転車選手といえば競輪選手がいます。
純スプリンターの特殊なポジションになりますが、近くに競輪場があれば見に行ってみるのもいいですよ。
ロードバイクとは異なりますが、ペダリングに関しては超一流です。ライブ中継でも見る事ができます。
番外編 サドルの前後調整と角度
サドル高に関連することですが、角度と前後調整も大事です。
これに関しては基準がありません。自分でトライ&エラーを繰り返して見つけていくしかないですね。
前後についてはまず、腕を思いっきり伸ばして後ろ乗りを意識しつつ、しっかり座れるポイントを探すのがいいのかなぁと思います。腕を伸ばしきって乗り続けるという意味ではないですよ。あくまでも意識の話です。
角度については、サドルにもよるので本当に答えがないのですが極端な前下がりはやめておいたほうがいいです。
これは僕のサドル角度です。
ほんの少し前下がりです。フラットにしたほうがいいのかなと思いますが、とくに違和感はないし、面倒なのでしばらくこのままにしておきます。
サドル高、細かい調整にはトムソンの2本締めシートポスト
太さが今時の物ではなく27mmだったかな?細めのものです。太さは各種揃っているみたいです。
トムソンのシートポストは知ってる方は知ってますよね。精度が高いのでとにかく調整しやすいです。
僕が調整が面倒を連発しているのは、ISPシートポストで調整が本当に面倒だからです。
フレーム買い替える時はISPじゃないのを選びたいですね。
見にくいですが、角度調整をするときの目盛りがやぐらに刻んであります。やぐらの動きも滑らかなんですよね。
金属が好きな方はこういう成型も好きらしいです。アルミ削り出しですからね。楕円形になっているのは強度確保のためなんでしょうか。
国内は高すぎるのでwiggleを紹介しておきます。
売り切れサイズばかりですが、ちょうどよさそうな30mmあたりがまだあるみたいです。相変わらずwiggleは安いですね。しかも、需要が高そうなサイズが安い。
Thomson - Elite Inline シートポスト ¥3661から
サドル高決めや細かい調整はとにかく乗るしかない
沢山乗って自分なりのポジションを出すのが最もいい方法です。
優先順位は
- 長く乗ってても違和感がない
- ペダリングがしやすい
- 高い出力を維持できる
こんな感じでしょうか。まず快適に乗れる事が一番ですね。
次にペダリング、最後パワーメータがある方は高い出力で長い距離は走る事ができる、というのも基準にしてもいいかと思います。
本来は走りながらその都度調整するのがいいんですが、僕みたいにやぐらの構造が複雑な場合は面倒になってしまいます。
シートポストを買う時は軽さよりも、調整のしやすさや確実に強度が高いものを選んだほうがいいですよ。
走りこんで自分のポジションを出すのが面倒な方は、フッティングサービスを利用するのもいいと思います。
ゴールは同じですが、試行錯誤する手間が省けるのでお金を出して依頼するのもありですね。
そして、自分のポジションが出たら各数値を覚えておきましょう。覚えておかないと僕みたいにサドルを変えただけで、再調整する羽目になります。
色々な物を参考にして自分なりのポジションを見つけてみてください。
定型化されたものに合わせるのではなく、自分の体に合わせてくださいね。絶対にこうあるべき、というのはありませんので。
おわり
※追記 前のファブリックラディウスと比べてみたら、なんと2センチくらいサドルが低くなってたので、1cmサドル上げ、3mmくらいサドルを後退させる。
ペダリングはしやすくなったけど、スカスカする。5mm下げて座面をよりフラットにする。。。こんな感じです。少し後退させたから5mmで当たってほしい。