どうも、sayranです。
ジテツーブログという題名でブログ運営していて、こういうテーマはどうかと思いましたが、少し考えてみました。
最近はコロナウイルスの影響で、自転車通勤に関する事で訪問される方も増えてまいりました。
かといって、安易に人に薦めていいものか、改めて考えてみました。
自転車通勤は本当にオススメできるのか?
結論!自転車通勤は誰にでもメリットがあるわけではない、となります。
僕の場合、10年くらい自転車通勤を続けてしまい最早ロードバイクで通勤することが当たり前となっています。
その間、無事故でロードバイクの盗難にもあっていない、これだけでももしかするとかなり特殊なのかもしれません。
はたして僕が当たり前にやっているロードバイクでの自転車通勤が、他の皆さんにも有効なものとして当てはまるのでしょうか。
デメリットのみを検証する
メリットや基本的な対策は以前の記事に完全網羅していますので、気になる方はどうぞ。
今回はデメリットのみを深掘りしていきます。ここが解消されない方はやめておいたほうがいいという事になります。
体力の消耗と怪我
体力の消耗と集中力の低下によるケガのリスクがあげられます。
10キロ程度であれば慣れるとそんなに体力は消耗しないと思いますが、久しぶりに運動を始める方だとかなり大変かもしれません。
路上は目から入る情報がかなり多いので実は神経のほうがつかれたりします。
車の運転で慣れている方は大丈夫かもしれませんが、免許がない方で自転車通勤を行う場合は危険度が上がる可能性もあります。
- 体力の低下
- 集中力の低下
- 怪我
このような流れとなります。体力の消耗よりも集中力の低下のほうが懸念されますね。
あまりこのような言葉を使いたくないのですが、最悪死亡リスクもあります。
様々な危険回避についても、当ブログに完全網羅してありますので、気になる方は参考にしてみてください。
対人リスク。相手をケガさせてしまうかも
これは、相手を怪我させるリスクです。
先ほどの体力の消耗と、集中力の低下に起因するものです。
自分がケガするくらいなら大した問題ではありませんが、相手をケガさせてしまうケースが考えられます。
この点は甘く考えている人がかなり多い。特にママチャリ系の人に顕著にみられます。
歩行者や自転車は車のようにルールの規制がありませんので、動きが極めて不規則です。
あらかじめ予測しても、かなり危険な事がたまにあります。
特に高齢者の方にぶつかってしまうと、相手の人生をそのまま飛ばしてしまう可能性もあります。
ヒヤリハットの法則というものがありますが、幹線道路や歩道で横着な運転を続けている人は、事故の規模はともかくとしていつか必ず事故を起こすと思っています。
メカトラブルリスク
これは、対応できるリスクなので大した事はないのですが許容できないと自転車通勤はできません。
トラブルのほとんどはパンクです。たまに異物を巻き込んだりなどありますが、やっぱりパンクです。
パンクすると
- 手が汚れる
- 慣れていないと時間がかかる
などのリスクが考えられます。ママチャリだと修理が面倒なので、長距離の自転車通勤はクロスバイク以上がいいかなと思っています。
慣れてると慣れてないで随分違いますね。これが許容できな場合はやめておいたほうが無難です。
ちなみに、最近通勤途中でパンクした例の記事です。
駐輪場の確保
首都圏であれば困る事はありません。地域差があるかもしれませんが一応リスクとなります。
ロードバイクはそれなりに高額でスタンドがありませんからね。
駐輪場から少し歩くくらいの余裕がないと難しいと思います。ロードバイクについては、よく盗難を気にされる方がいますがそれなりの駐輪場にとめておけば盗難の可能性はかなり減ると思います。
住宅地に路駐するのはやめてくださいね。近隣住民の方から制裁をうけます。ライトだけ無くなってたり、サドルバックの中身だけ取られたりなど。。。まぁ、勝手に路駐しているんだからしょうがない事です。
駐輪場についてはリスクとしてカウントするまでもありませんが、念のため項目としてあげておきます。
なお、ほぼ盗難リスクがないと思われる駐輪場もありますよ。特殊な例ではありますが。
オフィスカジュアルで通勤できるか
制限された服装のリスクです。
最近はオフィスカジュアルが広まっているので、これはリスクとはいえない気もしますが念のため項目としてあげておきます。
スーツにネクタイ、革靴が指定されている会社の方は長距離の自転車通勤はあきらめましょう。
たまに、着替えて。。。という提案をしている方もいますが毎日の事を考えると現実的ではありません。
朝練をやっているような選手の方は途中で着替えている方もいますが、そういう方たちは目標が別途あるので話が別ですね。そうでない方は非現実的な事はやめておいたほうが無難です。
着替え場所の確保が大変です。そのために高額駐輪場を借りるのはどうかと思います。
服装が制限されている場合は近距離ならいいと思いますが、10キロ超えるくらいの自転車通勤は控えておいた方が無難かと思われます。
長距離自転車通勤は
- 革靴指定でない
- ジャケットなし、スラックスで通勤してもいい
このあたりからですね。
オフィスカジュアルウェアはユニクロが断トツにいいです。
SPDクリートを付ける必要はありませんが、この程度の靴で通勤しても指摘されないというあたりが判断の目安になります。
まともなロードバイクで通勤している人は少ない
自転車通勤で最も多く見られるのは
- 整備不良のママチャリ
- 整備不良の安価なロードバイク
- クロスバイク
このあたりがほとんどです。まれにしっかりしたロードバイクに乗ってる方もいますが、継続的にそのロードバイクで自転車通勤している方はさらにまれです。
継続的にしっかりしたロードバイクやマウンテンバイクで通勤している方は交通ルールに厳しいです。何度か指摘された事があります。
なお、実業団レースやツールド沖縄で活躍しているアマチュアトップカテゴリの方たちもあまり自転車通勤していないですね。その分、朝練はしっかり行っているようです。
そんなわけで、ロードバイクで自転車通勤をしてもレースに対応した練習にはならないという事です。
体力の薄い基本ベースは形成されるのでやらないよりはましですが、自転車通勤を練習替わりに考えないほうがいいと思われます。
自転車通勤ができる環境であれば挑戦してみる
新しい年度がもうすぐ始まりますが、これを機会に自転車通勤を考えている方もいると思います。
新しいことに挑戦することはいい事です。
年を取ると新しい事に挑戦するのが億劫になり愚痴だけ増えていくようになりますしね。動き続ける事は大事です。
自転車通勤は得られるものがかなりあるので、できる方にはオススメしたいのですが、今回上げたリスクも踏まえてという事になります。
首都圏の幹線道路を使う場合は、致命的なリスクも潜んでいますのでスタートする場合は一度よく考えてみたほうがいいですね。
幹線道路を回避することもできますが、その場合は対人リスクが増えます。
そのあたりの知見は大体当ブログに網羅してありますが、ご自身の体力や環境など総合的に考えていただければと思います。
今回は自転車通勤のリスクについて記事にしてみました。特にケガのリスクはかなり致命的なものになりますので、ご注意いただけたらと思います。ケガ回避は事前の予測につきます。
交通に特化したトラックドライバーの方のYouTubeチャンネルがありますので参考にしてみるのもいいですね。
おわり