どうも、sayranです。
今日はロードレーサーとブログの親和性について記事にしたいと思います。
ロード乗りとテキストはずっと昔から親和性があります。
何故なんでしょうか。
大昔、ブログと呼ばれる前から
有名な話なのかどうか分かりませんが、日本人としてツールドフランスに出た有名な今中さん。
今は地元で販売店をやって成功している方です。Jスポーツの解説でも有名な方ですね。
この人はツールに出てた時期にレースレポートを毎日日本へ送っていたそうです。多分パソコン通信の時代ではないでしょうか。
名前は忘れましたが、他にも詳細なレースレポートをあげていたプロの人もいたようです。
有名な解説者の栗村さんも文章がうまいですね。ゴーストライターではないと思いますが、コラム等でしっかりした文章を書いています。
何故だかロード乗りの人はテキストに抵抗がないみたいです。ちなみにIT関連にも強い人が多いです。
アマチュアレーサーの実力インフレ化はブログのせい
今はどうかわかりませんが、少し前のアマチュアレーサーの実力インフレ化はブログの力が大きいです。
みんな、他の人のブログを見て触発されていきました。
今日は、あの坂で何w出し続けた、こういうトレーニングをした、何キロのった、真夜中にローラーを何分回した等の詳細なトレーニング内容を各々ブログで発信していました。
あの人がそれだけやっているなら俺はそれ以上やろう、という具合にどんどんエスカレートしていきます。
そして有名な練習会で爆発します。
成果が出た人出なかった人、それぞれブログに練習会の詳細をあげます。自分と対話するかの如くブログを書くみたいな感じですね。
それを見てまた練習→練習会で爆発を繰り返して、まとめでツールド沖縄で決戦となります。
それを何年も繰り返しているうちに実業団レースのトップカテゴリで勝てる人が出てきます。
アマチュアレーサーとプロレーサーのやり取りが面白い
アマチュアレーサーのレースレポートは熱いです。
集団内のやり取りや動きなど詳細に語られています。
某さんのブログでは、ツールド熊野でのやり取りが書かれていました。
集団のスピードが遅いので土井さん(新城世代の有名な人です)に遅いからひいていいか聞いたところ、プロの戦いを見ててくださいと言われたのでそのまま大人しくしていたら、愛三工業の口が悪い選手から、お前も引け!と言われた話。
プロレーサーの追い込まれた状況がよくわかって面白いです。
某さんが実業団トップカテゴリで勝った時
最後の力で踏んだら苦痛にゆがむ野寺さん(現シマノの監督)の顔が後ろに遠ざかっていくのがみえた、やった。。。っていうくだり。
そこに至るまでの道筋が壮大なストーリーとなっていて見応えがあります。
今では立派な大人になった某さんの成長日記ブログ
最初は手放し運転もできなかった人が、全日本選手権に出るまでになった道筋
挙げるとまだまありますが、とにかく熱いです。
昔、ロード乗りのトレーニングブログのまとめサイトがあったのですが、今でもあるのでしょうか。
アマチュアレーサーの強さの本質
- 元々頭がいい人が多い
- 財力がある
この2点だと思います。
よく考えて練習メニューを考える→機材投資もしっかりする→人のブログをみて練習内容を改善する→練習する
このサイクルですね。
また、仕事ができる人が多いのでタイムマネジメントにより練習時間を作り出すします。
そしてその練習時間は集中してやる。
こういう人たちばかりなので、普通にやってたら全く相手になりません。
ちなみに外国ではプロよりアマの方が強いという現象はないようです。
日本でも、ガチ勝負だとさすがにプロのほうが強いですが、局所的なところではアマのほうが勝つこともあります。
ロード界隈のブログ文化は継承されてほしい
シクロワイヤードという有名な自転車のサイトがあるのですが、現在ツールド沖縄の各パートで優勝した方のレポートが続々掲載中です。
ブロガー顔負けの長文で詳細な内容が記載されています。
テキスト文化が継承されているのは見いていてなんだかうれしいですね。
ちなみにシクロワイヤードはどのコンテンツでも基本テキスト多めです。
最近は動画主流になりつつありますが、テキスト文化は継承されていくのでしょうか。
文字の良さってありますよね。何と言っても記憶に残りやすいですし。
テキスト文化は廃れないでほしいところではあります。
ロード乗りの方はレースだけでなく、紀行文みたいなブログもどんどん書いてテキスト文化を継承していきましょう。
おわり