どうも、sayranです。
今日はネジの締めすぎは厳禁です、という記事を書きたいと思います。
トルクレンチがない方はネジの締めすぎに気を付けましょう。
ネジの頭が切れます。
ネジは固定できるギリギリくらいのところで
この画像は頭が飛んでしまったネジの残骸です。ものの見事に切れてます。
締めた個所はここ。ISPシートポストのネジで止めるところです。
そこまで一生懸命締めてた訳ではないのですが、少し強めに締めていたら金属音とともにネジが切れました。指定のトルクが丁寧に書いてあるのに。。。
原因ですが、ここ一か所で止める仕組みになってるんですよね。
なので、力が一点に集中したせいだと思います。
ロードに乗る人は応力の知識も一応もっておきましょう。
ステムは4点止めと2点止めなので大丈夫だと思いますが、途中でネジが切れたら悪夢ですよね。
ネジが切れてしまった時の対処法
ネジがなめてしまった時も同様ですが、ネジの頭だけ、もしくは芯だけになってしまい、強引に回さないといけなくなった場は。。。
- ネジの頭を再生する
- 頭をつかんで回す
あとは、加工するなどありますが現実的にはこの2つかと思います。
おそらく、つかんで回すのが一番いいと思います。
これでつかんで回す。ネジ穴再生よりはこちらのほうが早いかも。
僕は、そういう道具がなかったのでニッパーで芯を掴みつつ回して時間をかけてはずしました。幸い頭は残りませんでした。
この手のトラブルはかなりあせります。
新しいネジに交換して今では何事もなかったかのように戻っています。
画像のネジ溝がつぶれている跡はニッパーでつかんだ所です。
こういうのもあります。パワー系の対処方法です。
叩き込んでネジ山を作らないといけないようです。ロード的にはいよいよ最後の手段ですね。
こういう工具を持っておいたほうがいい
ネジ穴トラブルについては、はじめから精度が高い工具をもっておけばなめることもあまりないかと思います。
それと、トルクレンチで適正な力で締める事ですね。
ネジ関係のトラブルは発生するとかなり厄介です。特に取返しのつかない場所だと一巻の終わりです。
特にロードのネジは小さいのでトルクをかけにくいです。
ネジトラブルの工具は利用頻度は少ないかもしれませんが、ロードの整備以外にも使えそうなので一つ用意されてみてはいかがでしょう。
力点、作用点の知識も持っておいたほうがいいですね。
終わり